ホームブログ / 熊本AI最新動向
Kumamoto AI Report 2026

熊本県のDX取組企業、
AI活用は37.2%へ

熊本県が2026年3月に公開した最新調査では、DXに取り組む企業・団体のAI活用が前年から伸びました。数字の意味と、県内の中小企業が次に着手すべきことを実務目線で読み解きます。

37.2%DXに取り組んでいると回答した熊本県内企業・団体における「AI活用」の割合。前回から7.6ポイント増加。

最新調査で分かった熊本のAI活用

熊本県の「令和7年度 熊本県におけるDXの取組状況に係る調査報告書」によると、すでにDXに取り組んでいる企業・団体の具体的な取組として、「AI活用(チャットボットによる自動化やビッグデータ分析等)」は37.2%でした。前回の29.6%から7.6ポイント増えています。

一方、最も多い取組は文書の電子化・ペーパーレス化の81.2%です。オンライン会議設備は62.4%、社内コミュニケーション強化は58.4%でした。AIが急速に伸びているとはいえ、多くの現場ではまず情報をデジタルで扱える状態にすることが土台になっています。

数字を読む際の注意:37.2%は熊本県内の全企業の割合ではありません。「すでにDXに取り組んでいる」と回答した企業・団体における割合です。

出典:熊本県「熊本県におけるDXの状況に係る調査報告について」(2026年3月30日更新)

37.2%への上昇が示すこと

AIが「試す段階」から「業務に組み込む段階」へ

文章作成の補助だけでなく、チャットボットによる問い合わせ対応、社内資料の検索、データ整理など、業務フローの中へAIを置く選択肢が現実的になっています。特に、毎日または毎週繰り返す作業は、導入効果を時間で測りやすい領域です。

AI単体より、情報整理との組み合わせが重要

AIは、参照する資料が古い、表現が統一されていない、担当者しか情報の場所を知らない状態では安定しません。ペーパーレス化や社内情報共有が上位にある今回の結果は、AI活用の前提となる情報基盤の重要性も示しています。

2026年の熊本で利用できるDX支援情報

熊本県は2026年度のデジタル化施策実施計画を公開し、行政・民間事業者・市町村への支援を一体的に進めています。熊本市も中小企業等DXアクセラレーション事業を継続し、専門家による伴走、DX人材育成、事例共有を行っています。

補助金や募集事業は、対象経費、所在地、申請期限、交付決定前の契約可否などの条件が異なります。AI導入費用が必ず対象になるとは限らないため、公式要項と窓口での確認が必要です。

熊本の中小企業が今始めるなら

優先度対象業務最初に確認する数字
繰り返しの問い合わせ、社内情報検索月間件数、1件の対応時間、営業時間外の件数
議事録・報告書・定型メール月間作成時間、修正回数、担当者数
SNS投稿、商品・サービス案内制作時間、更新頻度、問い合わせへの移行
要設計個人情報を扱う判断、外部システム連携情報区分、権限、誤作動時の影響

おすすめは、1つの業務を選び、2〜4週間の試作で品質と削減時間を確認する方法です。最初から全社導入を目指すより、現場担当者が「これなら使える」と判断できる範囲から始めた方が改善点を見つけやすくなります。

このサイトでAI導入後の動きを体験できます

Rain AI Projectの公式サイト自体が、AIチャットボットの稼働見本です。画面右下のBotは、サービスのFAQに答えるだけでなく、業種や課題を確認し、導入方法と3つの参考価格帯から近い概算を案内します。正式な仕様と金額は人が確認する設計です。

「自社なら何を聞かれるのか」「概算案内がどのように進むのか」を、個人情報を入力せずにお試しいただけます。

自社でのAI活用を整理する

Botで業種と困っている業務を伝えると、活用の方向性と参考価格をご案内します。より詳しい進め方はAI導入ガイドで確認できます。

AI導入ガイドを読む