ホームプロダクト / Rain Discovery・Rain AWARE
開発中・一部デモ公開

思考を広げるAI。
答えを、急がない。

Rain AI Projectの多脳層AIには、もう一つの顔があります。業務を効率化する「答えを出すAI」ではなく、研究や診断の初期段階で見落としを防ぎ、視点を増やすためのAI——Rain DiscoveryとRain AWAREです。

Rain Discoveryで複数の専門脳が濡れた皮膚に貼る高分子接着材の研究相談を並列解析する画面

Rain Discoveryの研究画面。相談内容と目的を入力し、専門脳・思考方向・差分・NISE・数学・AWARE・仮説を順に確認できます。

なぜ「答えを急がない」ことが価値になるのか

一般的な生成AIは、一つのモデルが最も可能性の高い答えを一つ返します。効率化には向いていますが、研究や診断のように「まだ何が問題かも分かっていない」段階では、この仕組みは不向きです。可能性を早く一つに絞ってしまうからです。

Rainの多脳層AIは逆の設計です。複数の専門AI(脳)が、それぞれ別の視点から同じ問題を考え、意見が一致しない部分をあえて残します。その「ズレ」こそが、まだ気付かれていない仮説や兆候の入口になります。

研究アイデアを作るAI

研究の相談は、同じ問題でも見る人によって答えが変わります。「濡れた皮膚に貼れる素材がほしい」という相談があったとき——

ある視点水はじゃまだ。できるだけ排除したい。
別の視点水はヒントだ。はがすタイミングの合図に使えるかもしれない。

Rain Discoveryは、この2つのどちらが正しいかを決めません。なぜその見方をしたのかを比較し、そこから——

「水の量で貼る・はがすを切り替える素材」という、どちらの視点からも出てこなかった仮説を導きます。

4つの専門脳が、並列に考える

4つの脳は、まず別々に考えてから統合されます。

BRAIN 01

生物脳

生き物が環境にどう適応するかを見る

BRAIN 02

高分子化学脳

素材の結合・構造を見る

BRAIN 03

物理脳

力・水・エネルギーの動きを見る

BRAIN 04

機械工学脳

壊れ方・劣化・製造のしやすさを見る

結論を平均するのではなく、視点のズレそのものを情報として扱う——これがRainの多脳層AIに共通する設計思想です。

使い方は4ステップ

相談を書く

困っていることを、専門用語でなくてよい

目的を書く

求める性能・使用環境

考え方のズレを見る

各脳がなぜその視点を選んだか

試す

仮説と、次に検証すべき実験案を確認する

まずはLight・Standardで十分です。面白いズレが見つかった時に、Deepでさらに掘り下げます。

Rain AWARE — 見落とされがちな可能性まで、思考に含める

開発中のプロダクトですが、考え方はDiscoveryと同じです。

「腰が痛い」と伝えると、一般的な生成AIはすぐに対処法やストレッチを提案します。症状名から答えを引き出す、パターンマッチング的な応答です。

Rain AWAREは、答えを急ぎません。いつから、どんな動きで、どんな痛み方か。状況を丁寧に聞き取り、筋肉の炎症反応のような、見落とされがちな可能性まで思考に含めます。

Rain AWAREは医療診断や治療の代替を目的とするものではありません。症状や健康上の不安がある場合は、医療機関・医療専門職へご相談ください。

答えを出すAIと、思考を広げるAI。

Rain AI Projectは両方を作っていますが、これは優劣の話ではなく、使い道が違うという話です。業務の自動化にはRain FieldやAIチャットボットを。まだ答えの見えていない研究・診断の初期段階には、Rain DiscoveryとRain AWAREを。